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ルビーの靴底

公道を歩いていると、前を歩いている男の靴底が剥がれて直角にずれた。そのまま通り過ぎようとするとその男が寄ってきて弁償しろと言う。身に覚えがないと言いそのまま行こうとすると自分達の写真を撮り始めた。さらにビデオを撮るからカメラを持ってくるまで待っていろとのこと。バカバカしくなったので向かいの支那蕎麦屋に入る。喰っていると今度は数人連れでやってきて、ルビーの代金を払えと言う、何のことかと聞くと靴底はルビーで出来ていたという。