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5カ国横断人材バンク反対集会

ポルトガルから電車を5カ国乗り継ぎ、松本明子と一緒に環七沿いの人材バンクに行く。妙に豪華な設備。担当者登場するなり「お宅、本当に金あるの?」、その金額の高さ(月会費30万円/人)とあまりの雰囲気の異様さに帰ろうとすると「お帰りは地下から」とのこと、駐車場経由で出て行こうとするとその場でリンチと人体解体が繰り広げられている、チェーンソーで頭を輪切りにされて脳みそむき出しにされていたりとか。人材バンクとは名ばかりで実態は臓器etc売買らしい。とにかく逃げ出す。
その足で反対集会に向かう。途中で爆破物撤去工事をやっていて、5叉路は1本を除き住民以外は通れない。遠回りをしながらも会場である古い一軒家に着く。子供が複数病気で寝ている。白黒テレビモニターでシンガーソングライター(本業は作家)が反対ソングをうたっている。バイオリン弾き語りとかノコギリ弾き語りとかという感じで、冗談でやっているのだろうと思わせるように押しなべてすごく下手。妻らが中央線駅前に買出しに行くが、相手の持ち物を売りつけられてしまい所期のものは買えずそこで立ち往生している。そうこうする内に全員その民家から成田港へ逃げ出さなければならなくなり、工具類や本などの手荷物はすべてそこに置いていく。自分は黄色い服を着ていたため周囲の人に「それではゼッケンが付けられない」と反対されるが、必要なら縫い付ければよいといってそのまま押し切る。寝ている子供は逃げられないため、浜美枝演ずる母親共々そこに置いて行くことになる。大女優は何を演じてもキマルなぁなどと感心する。