ユダヤ式交渉術/矢部正秋

ユダヤ式交渉術 (知的生きかた文庫)

一文要約

　エッセンスは

• 情報
• 大局観
• ソフトな交渉
• 醒めた目

テーマ

　考え方の違うヒトと上手くつきあう方法

内容

　

ゴールデンルール

• 交渉に関連した情報
• 交渉の雰囲気
• 小刻みに進める
• 時には「賭け」に出る

背景

• 宗教（ユダヤ教）
  • 原則を守る
    • 戒律
      • 食事
      • 安息日（sabbath）
  • 現実主義
• 迫害の歴史
  • 敗北に屈せず
  • 敗北に学ぶ

日本式の非常識

• 口約束
• 曖昧
• ウチとソト

ソフトな交渉

• 「感情」と「利害」
  • 強攻策は高くつく
  • 会話は人
    • 「クモの糸」絆
• サービス精神
• 窓口の一本化
  • 全権委任
• 根回し
• detailをおろそかにしない
  • 身なり（服装）
  • 時刻・時間・回数
  • 場所
  • 人選

情報力

• 全てを知り
  • 情報を得るにはカネを惜しまない
• 全てに答える

大局観・醒めた目

• 用意周到
  • トラブルの可能性を網羅する
  • 相手のニーズ
  • 経緯
• マクロで勝つ
  • 「先制譲歩」
    • 最小限を先ず要求し
    • そこは譲らない
• 一貫した態度
• メリハリ
  • デッドライン
  • 追いつめない
  • 時には賭け
• 時には打ち切る

ジョーク

• サービス精神

感想

随所に矛盾している点がある。そこが逆に強みなんだろうか、清濁併せ呑む、というか、変幻自在というか。