一番いいのはサラリーマン/堀紘一 ISBN:4594034373
- 一文要約
- 40歳を過ぎたら会社に一日でも長く居座るべし
- テーマ
- これからの時代に生き残る最良の手段は?
- 内容
会社に残るか辞めるか
- 転職の選択肢
- 中小企業
- 単純労働
- 第二新卒
- 35歳まで
- 第二の人生
- 定年後
- 転職
- 価値観で馴染み
- 方法論で持ち込む
- 独立
- 相棒を見つけるべし
「会社で生き残る」考え方
- 「会社の利益」と「個人の利益」の両立
- 面白い仕事を見つける
- 自分の認知欲を満たす仕事を探し出す
- "so what(だから何なんだ)"
- 問いを発する
- 言うべき事を言い、やりたいことをやる
楽して差がつく仕事のコツ(tips)
- 大目的は何か?
- 小目的・手段には拘らない
- 切り替え
- 引っかかったら一旦止める
- ボトルネックを先ず広げる(解消する)
- 「起承転結「システマチック」に拘らない
- 顧客に時間を使う
- 「最後の5分」が重要
- 「最初の5分」は相手を知る
- 「最後の5分」で本音・本当のニーズを聞き出す
- 雑談・別件などを通して
- 「最後の5分」が重要
- 電話より「会う」
- 情報は"so what(だから何なんだ)"と考える
- 企画書にはリスクも載せる
- 弱み・欠点
- 早く知らせる
- 共感を得る道具にする
- 弱み・欠点
- 奇襲戦法:仕事以外の手段
- 贈り物・届け物
- 社外のつき合い
- 家族同士のつき合い
評価をよくする仕事のコツ
- 「誉める」「叱る」
- 明確な目的を持って
- 相手が喜ばなければ・反省しなければ 意味がない
- ホウレンソウ
- 特に「ソウ(相談)」
- 相手のニーズを知る
- 上司を上手く使う
- 特に「ソウ(相談)」
- 上手に媚びる
- factor(要素)よりperception(認識)
- 上手にへりくだる
- 「頭を下げる」のは「仕事の一部」
- 自分で経営していれば当然のこと
- 感想
堀紘一氏が到底書きそうにないタイトルの本だったので思わず手に取ったが、
一応タイトルに沿った内容だった、本文は。
本当に書きたいのは後書きにある「失敗を恐れないのであれば他にも道はたくさんある」ということなのではないか、それを逆説的に「失敗したくないなら会社に居座るしかない」という表現にしている、と感じた。